This reference documentation offers an in-depth description of the behavior and configuration options of the Paketo Python Buildpack. For explanations of how to use the buildpack for several common use-cases, see the Paketo Python Buildpack How To documentation.
Python Buildpack は CPython や pip や Pipenv の複数のバージョンに対応しています。 具体的なバージョンは Buildpack のリリースノート で確認してください。
Python Buildpack はアプリケーションライフサイクルのビルドフェーズや起動フェーズでいくつかの環境変数を設定します。 このセクションではアプリケーションに影響するであろう環境変数について説明します。
環境変数 PYTHONPATH
には、アプリケーションを実行するときに Python がモジュールを探索するパスを追加します。
CPython
, Pip
and Pipenv
build
and launch
CPython Buildpack は Python をインストールしたディレクトリと、Pip をインストールしたディレクトリのパスを PYTHONPATH
へ追加します。
Pipenv Buildpack は site-packages
のパスを PYTHONPATH
へ追加します。
site-packages
とはパッケージをインストールするディレクトリのことです。
環境変数 PYTHONUSERBASE
にはアプリケーションを実行するユーザの既定ディレクトリのパスを指定します。
Pip Install
and Pipenv Install
build
and launch
PYTHONUSERBASE
には Buildpack がアプリケーションの依存パッケージをインストールした場所を設定します。
アプリケーションがそれらのパッケージを参照できるようにするためです。
Python Buildpack は起動コマンドに python
を設定します。
つまり、コンテナイメージを実行すると REPL(read-eval-print loop)を開始します。
Python Buildpack は Procfile
に対応しているので、利用者は簡単に起動コマンドを変更できます。
Last modified: September 15, 2021