This reference documentation offers an in-depth description of the behavior and configuration options of the Paketo .NET Core Buildpack. For explanations of how to use the buildpack for several common use-cases, see the Paketo .NET Core Buildpack How To documentation.
.Net Core Paketo Buildpack は .Net Core Framework の複数のバージョンに対応しています。 具体的なバージョンは Buildpack のリリースノート で確認してください。
.Net Core Buildpack はインストールすべき .NET Runtime のバージョンを検出すると、Microsoft が .Net Core Framework に実装したポリシーと同じようにバージョンを選択します。 詳しくは Microsoft のドキュメント を参照してください。
.Net Core Buildpack はさまざまな種類のアプリケーションソースに対応しています。 開発者はソースコードをそのまま使用することもできるし、フレームワーク依存の展開(FDD:Framework-Dependent Deployments)やフレームワーク依存の実行可能ファイル(FDE:Framework-Dependent Executable)、自己完結型の展開(SCD:Self Contained Deployment)としてビルドすることもできます。
.Net Core Build Buildpack は dotnet publish
コマンドでソースコードから FDD や FDE を作成できます。
.Net Core Framework 2.x のアプリケーションなら、初期設定では 単独の FDD を生成します。
.Net Core Framework 3.x のアプリケーションなら、初期設定では 単独の FDE を生成します。
FDD あるいは FDE として発行済みのアプリケーションをビルドするとき、Buildpack は .Net Core Framework の必要な依存ライブラリを取得し、起動コマンドを設定します。
SCD として発行済みのアプリケーションをビルドするとき、Buildpack は正しい起動コマンドになることを保証します。 必要な依存ライブラリは全て含まれているため、.Net Core Framework の依存ライブラリは取得しません。
環境変数 DOTNET_ROOT
には .Net Runtime や SDK をインストールしたディレクトリ名を設定します。
dotnet-core-runtime
, dotnet-core-sdk
, dotnet-core-aspnet
buildpacksbuild
and launch
環境変数 RUNTIME_VERSION
には .Net Core Runtime Buildpack のインストールした .Net Core Runtime のバージョンを設定します。
dotnet-core-runtime
build
環境変数 SDK_LOCATION
には Buildpack のインストールした .Net core SDK のディレクトリを設定します。
dotnet-core-sdk
build
環境変数 PATH
には後に続く build
フェーズや launch
フェーズで dotnet
コマンドを実行できるよう、dotnet
コマンドの存在するディレクトリを追加します。
dotnet-core-sdk
build
and launch
dotnet
executable.Net Core Conf Buildpack はコンテナイメージが正しい起動コマンドになっていることを保証します。 起動コマンドはアプリケーションをビルドした形式により少しづつ異なります。
どの形式でアプリケーションをビルドするかは このセクション を参照してください。
FDD 形式のアプリケーションは dotnet
コマンドで実行できます。
コマンドの引数でアプリケーションの待ち受けアドレスやポート番号を指定できます。
待ち受けポート番号の初期値は 8080 ですが、環境変数 PORT
で変更できます。
dotnet myapp.dll --urls http://0.0.0.0:${PORT:-8080}
Copied!
SCD 形式と FDE 形式のアプリケーションは直接実行できます。
コマンドの引数でアプリケーションの待ち受けアドレスやポート番号を指定できます。
待ち受けポート番号の初期値は 8080 ですが、環境変数 PORT
で変更できます。
./myapp --urls http://0.0.0.0:${PORT:-8080}
Copied!
Last modified: September 14, 2021